「木の祭り」観劇。
お疲れ様です、あお天井一座の髪が長い方、福元茜です(。・∀・。)ノ
昨日はワークショップでお世話になっているミヒャン先生が出演なさっているという事で、
アート企画陽だまりさんの企画作品「木の祭り」を観劇してきました!
内容は、日本・韓国・中国の神話、伝承を元にした、4つのお話のオムニバス。
BGMが全て役者本人達による民族楽器の生演奏で、その楽器で効果音も表現していました。
神話・伝承をそのままの雰囲気で舞台化している印象でして、歌があり、舞があり、語りがあり……少し、通っていた某養成所の卒業公演を思い出しました(笑)あれは生演奏しなかったけど。
作品自体の感想は、特に無し……
いや、面白くなかったわけでは決して無いのです!寧ろ天照大御神が引き篭もっちゃった時のお話の別バージョンみたいなのとか、神話らしい世界の始まりのお話とかあってとても興味深かったです。
でも、私の集中の対象が作品そのものでなく、ミヒャン先生や共演なさっている役者さん方に注がれてしまっていて……orz
今、私はWSで舞台上での基礎的な動き方について学んでいます。
足の踏み出し方、手の上げ方、振り向き方……普段から自然にやっている事なので、全く出来ない事ではありません。
けれど、舞台で行う=人に観せる動きとなると、普段の生活の通りではいけません。
洗練され、役に合った、全ての動きに意味のある動きでなくてはいけません。
……という事らしいのです。正直、私には果てしなく難易度が高い。
それで、そう教えている方の、そして教わっている方々の舞台を拝見できる初めての機会だったので、それはもう足運びとか重心の移動とかばっかり観てました\(^o^)/
演技は言わずもがな素晴らしいのですが、動き一つ一つが流れるようでした。
自身の役とは別に、コロスのような事を役者全員がするのですが、円になって周る動作とか、舞台面に出てくる時とか、「何者でも無い」動きこそ洗練されてなくちゃいけないのかな、と。
踊りではなく、けれど美しく。
一言で言うなら、「安定している」でしょうか……
皆様綺麗でしたが、ミヒャン先生の動きは一線を画していました。
それから、動物の表現が素晴らしかった!
犬を、二足歩行で(というか、手を床に付かない姿勢で)鳴き声で表現せずに「犬だ」と分かったのには驚きました。
鳴き方も勿論ですが、それだけじゃない。
背が反り気味なのが犬。丸めると猫。
背が丸くても真っ直ぐ見据えて小走りに突っ込むのは猪。
格好は全く同じなのに、ここまではっきり分かるのだと(笑)
お話として面白いだけでなく、糧になる舞台でした!
意識したら直ぐにできるというわけではありませんけど、やっぱり良い物を観るって大事です。
もっといろんな物観なきゃなあ!!
座長から穴が開くほど観まくれって渡された映像作品とかも沢山あるし……
時間はいくらあっても足りませんね(*∩´ω`∩*)
あお天井一座本公演
「あの人の頭の中に咲いた花の名前を僕たちはまだ知らない」
は来年1月13日~17日!
詳細はこちら↓
ご来場お待ちしてますよ~!゚・*:.。✡*:゚・♡
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